自分からしたら、いままで長尺まわしで見てきたオレが主役の人生。
もしかすると映画監督ってのは、自分の見てきたとある人生の一部を撮影し、切り出して、2時間に編集してまとめ、他人に映画として見せるってことができる技能をもった人たちがやる職業なのかもしれないと思った。
そうすると、カメラと映写機ってのは自分の目でみた記憶を他人に貸し出して、追体験してもらうための装置なんだな。
ふつう他人にはなれないけど、映画監督だけは他人が自分になったつもりになった気分をあじわってもらえる機会と可能性があるんだ。
今回のブルータスで特集している監督は24名。それぞれの人生をかいまみていてこんなことを考えた。
波瀾万丈なことが仕事のプラスになる職業、それもまたいいね。